バイクは車と違い体がむき出しの状態で走ることから、小さな異物が飛んできても、それは十分な凶器になりえます。
その代表的なものが”虫”です。多くのライダーは...そうです。虫との戦いを強いられています。
例えば、車通りの少ない田舎道をそれなりのスピードで軽快に走っている時・・・
小さな虫ならいざ知らず、トンボやコガネムシなど、そこそこ大きめの虫が突然ヘルメットのシールドにぶつかった時の衝撃!!かなり首にきます。さらにそれらの虫はヘルメットのシールドにぶつかった衝撃で多くの場合、絶命してしまうことから、時としてその亡骸がシールドにべっとりついて、視界が悪くなってしまいます。もうそうなったら一端停止するか、左手のグローブで拭き取るよりほかありません。トンボの大量発生の時期などは、トンボがヘルメットのシールドや肩や胸に、まるでミサイルのように連続でぶつかることもあり結構痛いです。もし、クワガタが飛んできたらと思うと・・・とても恐ろしい(^^;)
例えば、草木の茂る林道を悪銭苦闘しながら走っている時・・・
草木をかき分けて走っていたら、突然ヘルメットに毛虫が・・・しかも、どこをどうやって侵入してきたのか?毛虫がヘルメットの中に入っている!!すぐに停止してヘルメットを脱げばいいのですが、そういう時は多くのケースで足場の悪い所を走っており、すぐに停止できる状況でない場合が多いのです。ただ毛虫の場合は動作がゆっくりなので、足場の良い所まで走ってから停止し、ヘルメットを脱いで追い払うことができなくもありません。
ところが、同じように草木をかき分けて走っていたら、突然ヘルメットのシールドに蜘蛛の巣が、そのままの形でヘルメットのシールドにべったりと張り付いてしまうこともあります。蜘蛛の巣だけならいいのですが、蜘蛛の巣の真ん中には、たいていそこの主である蜘蛛がいます。その蜘蛛も、どこをどうやって侵入してきたのか?ヘルメットの中に入ってくることがあります。突然、自分の巣を失った蜘蛛はパニック状態なのか?ヘルメットの中で大暴れ!!毛虫とは違い機敏な動きをするので、「ひぇ〜〜〜!!」と叫び声をあげ、こちらも蜘蛛以上のパニック状態になります。もし、この時に運転を誤って、崖から転落なんてことになったら・・・とても恐ろしい(^^;)
例えば、林道を走って見晴らしの良い所で景色を見ながら休憩している時・・・
突然、指先が何かの動物に食いちぎられたかと思うような激痛が走ったので、その指先を見てみると・・・
スズメバチに刺された!! てなこともありますが、これはバイクに乗っている時とは限りませんね(^^;)
なにはともあれ!これからもライダーは虫との戦いは避けられません。
大きな事故につながらないように注意して行きましょう!!
最後に・・・
特に罪もないのにライダーと接触したがために、命を失ったり住まいを失ったりする虫たちに
一言・・・
勘弁してね!!
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