最近は、バイクメーカーから出されているバイクのカタログを見る機会がほとんどありませんが、昔はメーカーから直接取り寄せたりしてよく見たものです。それらのカタログは、バイクの性能などの記載もさることながら、そのバイクをイメージさせるキャッチコピーにも心が踊ったものです。

その中でも、私にとって一番強烈なイメージのキャッチコピーは、たぶん私と同じ年代くらいの人は、皆さん同じかもしれませんがYAMAHA RZ250&350のカタログに記載されていた文句です。

記憶が多少あいまいですが、それは・・・

　

スロットルを開けた瞬間！ ライダーは疾走する風になった・・・

　

あーーーっ！！　今、思い出しても鳥肌が立ってしまうようなこのセリフ！！

このRZ250&350は、センセーショナルなデビューを飾り、いずれもひとクラス上の走りができる、とてもすごいバイクでした。そう・・・RZ250は、400キラーとして、RZ350は、ナナハンキラーとして、峠なんかでは、ぶいぶい言わせて走っていたと思います。

ロードスポーツバイクで、初めてのモノクロスサスペンション採用や、チャンバータイプのマフラーなど当時としては革命的なバイク・・・しかもカタログのあのセリフ！！まさに、歴史に残る名車のひとつと言えるでしょう！発売されて、このバイクはもちろん大ヒット！！後のレーサーレプリカブームの先駆けとなるバイクでした。

そして、そのバイクに対抗するために、世界のＨＯＮＤＡが売り出したバイクは、VT250！そのキャッチコピーは、確か・・・

　

今、風を超えた・・・

　

　

古き良き時代でした！